名古屋展4日目・・。
テレビや新聞で紹介していただいたおかげで、
少しづつ、観に来てくださる方が増えてきました。
会場の様子。
この日、あるご家族が来場されました。
優しそうなお父さん、お母さん、小学校1年生くらいのかわいい女の子。
ゆっくりと絵を見られた後、女の子がうさぎのポストカードばかり見ていたので、
声をかけると、うさぎも一緒に暮らしているそうです。
その子はうさぎが大好きだそうです。
その時、お母さんが
「あの震災があったとき、この子は、うさぎはどうするの?と聞いてきたので、
゛動物は置いていくしかないんだよ゜と言うと、嫌だ嫌だと言って本当に心配し、
悲しんでいるんです。地震が来ないか、それから毎日、心配しているんです。」
と、言われました。
私はそれを聞いて、
「うさぎはちゃんとゲージに入れて連れて行けば大丈夫だよ。
大切な家族だから心配だよね。」
そう言うと、女の子は本当にうれしそうな顔をして目をキラキラさせました。
お母さんが、連れて行っても大丈夫なんですか?
と言われたので、私は、お母さんに説明をしました。
現在は、うさぎや、ハムスターなど小さくて鳴かない動物は、大丈夫なことが
多いのです。
本当は、そうではなく、鳴く動物も、大きな動物も、どんな生き物でも、
一緒に連れて行っていいものなのです。
助かっていけない命はどこにもないのです。
好き嫌い、それはあります。でも、みんな同じ命。
好きとか嫌いとかではなく、同じ命として人も動物も見ることができるような
人が増えていってほしいです。
゜動物は置いていくしかない゛こんな風に答えることしかできない今の日本を、
変えていきたいと強く思いました。
このご家族とうさぎのために、今回、名古屋で展覧会を開催したこと、
本当によかったと思いました。
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