この日は、午後から講演会もありました。
テレビや新聞で紹介されたこともあり、朝からたくさんの方がいらっしゃいました。
14:00になり、講演会が始まりました。
会場入り口です。
報道関係の方もいらしてました。
予約定員60名のところ、当日いらした方もあり80名もの人がお話を
聞きにきてくださいました。
はじめに、私が1時間お話をしました。
いつものように、命展を始めたきっかけや、同行避難についてなど、
お話をさせていただきました。
阪神淡路大震災から19年経ちました。でも、今でもきっと動物の家族を
失った悲しみを、心の奥に持ったままの方がいらっしゃると思います。
次に、東京都新宿区保健所衛生課・高木優治さんがお話されました。
テーマは「いざという時に災害からペットを守るために」でした。
現在、環境省から「ペット同行避難」についての指針が出されていますが、
それらは各自治体にまかされています。
しかし、まだまだ具体的に取り組んでいる自治体が少ないのが現状です。
その数少ない自治体の中、東京新宿区は「動物救護マニュアル」
というものを作っています。
その後は、質疑応答の時間でした。
髙木さんに質問される、兵庫県会議員の谷井いさおさん。
私も質問されたことに対して、わかる範囲でお答えしました。
みなさん、真剣にお話を聞いてくださいました。
講演会に、イラストレーターの松井しのぶさんが来てくださっていました。
松井さんは、谷村さんや私含め、命展の多くの作家さんが入っている
「日本児童出版美術家連盟」http://www.dobiren.org/のメンバーです。
左が松井しのぶさん、右が谷村あかねさん。
約2時間の講演会を終え、展示会場に向かうと多くのテレビ局、
新聞社の方がいらっしゃっていました。
尼崎市議会議員の仙波幸雄さんもいらしてくださいました。
仙波さんは、前日はご家族の方とご一緒に来場されました。
谷村さんも一緒に写真を撮りました。
尼崎市長の稲村和美さんも来場されました。
尼崎市もペット同行避難について考えてほしいとお伝えしました。
高木優治さんといっしょに。
この日、一番最後のお客さんです。
一人でトコトコとやってきて、絵を観ていたのでお話をしました。
今回、搬出などは尼崎市の方々にお願いをし、私は翌日帰りました。
尼崎市職員のみなさま、ボランティアのみなさま、C.O.Nのみなさま、
いつも遠くまでお手伝いに来てくださる谷村あかねさん、
本当にどうもありがとうございました。
阪神淡路大震災から19年が経ちました。
当時も助けることができたはずの、多くの小さな命が犠牲になりました。
しかし、日本の緊急時の動物たちに対する対応の仕方は、
今だ何も変わっていません。
もう、本当に変えなければならないと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。