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2023年3月11日土曜日

【東日本大震災から今日で12年になります】

東日本大震災から12年…あの日被災された方は、大切な誰かを、何かを失っても、今日まで一歩一歩、頑張って歩んで来られたと思います。

私は、助けることが出来たはずの命の存在を知ったあの日から、今日まで活動を続けてきました。




















2012年3月17日から「災害で消えた小さな命展(震災で消えた小さな命展)」が始まりました。被災地では、宮城県南三陸町からスタートしました。




南三陸町の展示スペースです。震災から1年しか経ってない中での展覧会、いろいろ工夫をしながら展示しました。
人間の命がたくさん失われている中で、動物の命の存在を伝えていた当時、厳しい言葉をたくさん浴びました。

        

岩手県大槌町、マストでの展示です。被災された方々、みんなで、展示を手伝ってくれました。



















2012年、岩手県釜石市でシンポジウムが開催されました。釜石市主催です。
絵本作家のどいかやさんも、来てくださいました。

        














当時の、宮城県南三陸町

        


「助けることが出来たはずの命」とは、動物たちとその家族のことです。

一番の大きな問題は、避難所の問題でした。

避難できるのに避難せず家に残った方、避難所に動物の家族を連れていったら動物は中に入れられないと言われ自宅に戻った方・・津波により、動物と一緒に亡くなっています。

姿かたちが違っても、その命を大切に想う人にとっては、大切な家族です。

どんな時でも、大切な存在と離れる選択はありません。

残念なことに未だに日本では、人と動物が同じ家族として安全な室内に一緒に避難することができる避難所は、ほとんどない状態です。

避難所とは、命を守るべき場所のはずです。

人命優先という言葉に影に、亡くなった人の命があることも知ってほしいと思います。


私は、12年間ずっと提案している避難所の形があります。

避難所内で住み分けをする避難所の形です。

            

















①人間だけが居住するスペース

動物のアレルギーがある人、または、動物が苦手な人


②人と動物が一緒にいられるスペース(ペット同室避難)

動物とその飼い主、または、動物と一緒でもいいという人


この住み分けをするだけで、“助けることが出来たはずの命”無くなるのです。


昨年12月に、私の故郷である愛知県犬山市で、愛知県初の「ペット同室避難所」を当時の犬山市長、山田拓郎さんが実現してくださいました。

ずっと声を上げ伝え続けてきたので、本当に嬉しかったです。

その後も、現市長の原よしのぶ市長が、犬山の全ての命のために引き継いでくださっています。

     

               

















命に対する価値観一つで救える命があることを、どうか真剣に考えてほしいと思います。

命に対する価値観は、日常の暮らしの中、私たちの心から生まれるのです。


🌟本日17時より、インスタライブでトークセッションをします。

私のInstagramからご参加いただけます

Instagram

https://instagram.com/usa_inochiten?igshid=YmMyMTA2M2Y=

             



#東日本大震災

#ペット同室避難

#ペットは家族

#インスタライブ


#ぼくは海になった

#災害で消えた小さな命




















2022年6月15日水曜日

【「mapiの犬猫ラジオ♫nukumori」で『ぼくは海になった』を朗読していただきました】

DJmapi さん(松本とも子さん)がパーソナリティーを務めていらっしゃる「mapiの犬猫ラジオ♫nukumori」で、石橋陽彩くんと一緒に、『ぼくは海になった』を朗読してくださいました!


↓こちらから無料でお聴きいただけます。↓

mapiの犬猫ラジオ♫ nukumori


mapi さんは、以前、チームうーにゃんの事務所の方にも遊びに来てくださった、動物の命を大切にしているとても素敵な方。

先日、保護したトイプードルを、しばらく預かってくれたり、本当にたくさんたくさん、お世話になっています。

石橋陽彩くんも、動物たちの命を大切に思っている、とっても優しい人。

映画「リメンバー・ミー」のミゲル役をされていて、陽彩くんの歌う「リメンバー・ミー」は、ほんとに素敵で、初めて聞いた時、涙が出ました。


そしてもう一つ、朗読されている時に流れているBGMは、TIMESLIPの近藤泰次さんが作ってくださったそうなんです!


本当に素敵な方たちに、この絵本を紹介していただいて、ほんとに幸せです。

ぜひ聴いてみてください。


人も動物も同じ大切な命として、当たり前に過ごしていける世の中につながっていきますように…。


2022年3月11日金曜日

【3月11日…】

3月11日…


11年前の今日、東日本大震災が起きました。

その日の午後、被災した東北地方に雪が降りました。夜になって雪は止み、雲が去った後の空には、見たことがないくらい、たくさんの星が輝いていました。

津波にのまれ、寒さに凍え、多くの命が空へ吸い込まれて逝きました。

犠牲になった命の中に、動物たちの命もありました。

動物であると言う理由により、救助の網からもれ、失われた命がたくさんありました。

その命は、もしも私たちと同じ人間だったら、助けられたはずの命でした。

亡くなった人々の命も、動物たちの命も、みんな等しく大切な命です。

その命を想う人にとっては、大切な家族です。



私たちの命に対する価値観1つで、救える命はたくさんあります。

助けられたはずの命を、これ以上増やさないようにすることが、亡くなった命に対して、今生きている私たちがすべきことだと思います。


★東日本大震災のことから、2つの本を出しています。

多くの方に読んで欲しいと心から願っています。


⚫絵本『ぼくは海になった』


【絵本】

https://books.rakuten.co.jp/rb/12693455/


⚫ドキュメンタリー書籍『災害で消えた小さな命』



【本】

https://books.rakuten.co.jp/rb/16179647/?l-id=search-c-item-01


【電子書籍】

https://books.rakuten.co.jp/rk/e208cff85e19362984e9cbf2a7b06158/?l-id=search-c-item-02


*京都で絵本「ぼくは海になった 」の原画展が開催されています。

13日日曜日には、トークイベントも開催されます 。大切なことをお話ししたいと思っています。

まだまだ空席がございます。 


ご予約はこちらまで↓

◇電話

075-931-4031

◇メール

info@wonderland1995.com

2021年12月31日金曜日

【2021年も大変お世話になりました。】



今年もいろいろなことがありました。

たくさんの方のご協力で、小さな命たちを幸せに繋ぐことができました。

大切な命たちとの悲しいお別れもありました。

きっとまた来年も、同じように多くの命と、向き合うことになるでしょう。

少しでも多くの命が幸せになれるように、全力で取り組んでいきたいと思います。


ありがとうございました。

来年も、よろしくお願いします。


災害で消えた小さな命展代表 うさ

2021年6月6日日曜日

【命展代表 うさ個展のお知らせ】

来週から、うさの個展が始まります。

うさが今も続けている動物たちの命を守る活動の中や、うさが今まで旅した中で見て知った伝えたい大切な想いを、思いっきり絵具に込め、作品を描きました。

うさの絵が、少しでも動物や自然を大切にしてもらえるように、観に来てくれた人たちの心に届いてくれたらいいなと思います。


『うさ展』~宙へ想う~


会期:6月9日(水)~15日(火)

時間:10:30~18:30(土曜は17:00まで)

※13日日曜日はお休みです。


会場:創英ギャラリー

東京都中央区銀座6-7-18 デイム銀座8F

TEL  03-6274-6698

https://www.soei-g.com/event/


うさは毎日在廊しています。

皆様にお会いできることを楽しみにしています。



2020年12月31日木曜日

【今年もありがとうございました】

今年もあっという間に駆け抜けていきました。


たくさんの動物たちと出会い、

たくさんのお別れがありました。

たくさんの人にお世話になり、たくさんの人に助けてもらいました。

心が引き裂かれそうなくらい、痛くて悔しいこと、たくさんありました。

嬉しくて涙が止まらないこともたくさんありました。


いろんなたくさんの出来事に、たくさんたくさん、心が揺さぶられた一年でした。


毎年、動物たちで始まり、動物たちで終わります。

自分の終わりの日まで、私の目指す場所は、ずっと変わらないことでしょう。


全ての命が安心して幸せに過ごせる日が来るように。

やさしい世の中になりますように。


そう祈りながら、今年を終えたいと思います。


災害で消えた小さな命展 代表うさ


☆うさ公式ホームページ

https://www.usa-peace.com/

2020年3月23日月曜日

「ぼくは海になった」重版のお知らせ

嬉しいお知らせが届きました。
絵本『ぼくは海になった』(くもん出版)が、6回目の重版となりました✨


今回から、私のプロフィールに、先月毎日新聞出版から発売された「災害で消えた小さな命」も追加されてました!


⭐️絵本『ぼくは海になった』くもん出版 作・絵うさ
Amazon

⭐️ドキュメンタリー書籍「災害で消えた小さな命」
Amazon

どちらも、たくさんの人に読んで欲しいです。
まだ、ご存知ない方、是非読んでいただけたら嬉しいです❗

2020年3月11日水曜日

東日本大震災から9年

東日本大震災が起きて9年経ちました。
毎年この日になると、テレビはどこのチャンネルを回しても、あの日の映像が流れてきます。
「災害で消えた小さな命」の本の取材で、昨年、被災された飼い主さんにお会いしました。その時に言われた言葉が忘れられません。

「毎年3月11日になると途端にあの日の映像を流し出す。その度に私たちは、あの日に引き戻されるんです。引き戻される理由は、津波の映像を見るからじゃありません。あの日から大切なことが何も変わってないから引き戻されてしまうのです。少しでも動物たちの命が救われる世の中に変わってくれたら、私たちはあの日に引き戻されるのではなく、前に進もうと思えるのです」

先月、毎日新聞出版からドキュメンタリー書籍「災害で消えた小さな命」を出しました。
この本の中には、亡くなった動物たちの絵や、動物たちや飼い主さんの物語、人の命も動物の命も助けることができる避難所の形などが書いてあります。







🌟「災害で消えた小さな命」毎日新聞出版 うさ著 

私は全ての命を大切にできる世の中に変えていきたいです。

*Amazon
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4620326208/hanmotocom-22

*楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/16179647/?scid=af_sp_etc&sc2id=af_101_0_0

*ヤフーショッピング
https://shopping.yahoo.co.jp/search?tab_ex=commerce&di=off&cid=10002&va=9784620326207&sc_e=afvc_shp_2122673

🌟「災害で消えた小さな命展」から生まれた絵本
『ぼくは海になった』くもん出版 作・絵うさ


*Amazon
www.amazon.co.jp/dp/4774322369

*楽天
https://books.rakuten.co.jp/rb/12693455/

全国の書店でもお買い求めいただけます。

2020年2月22日土曜日

うさ著 ドキュメンタリー書籍『災害で消えた小さな命』発売開始のお知らせ

本日2月22日、ニャン、ニャン、ニャンの日に『災害で消えた小さな命』(毎日新聞出版)一般発売開始しました!



「災害で消えた小さな命展」の活動から今日まで、うさが見てきた様々な出来事や伝えたい想いを、本の中に書き綴りました。

人も動物もみんな大切な命…

全国の書店でお買い求めいただけます。

以下のサイトからもご購入できます。
*Amazon
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4620326208/hanmotocom-22

*楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/16179647/?scid=af_sp_etc&sc2id=af_101_0_0

*ヤフーショッピング
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2019年12月31日火曜日

今年もお世話になりました。

今年もたくさんの方々に大変お世話になりました。

災害が起きた時、人も動物も同じ大切な命として扱われる世の中になりますように…

来年2月には、毎日新聞出版より、ドキュメンタリー書籍が発売されます。

命展の活動や私の書籍が、優しい世の中につながって
いくことを祈りながら、今年を終えたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いします。


災害で消えた小さな命展代表  うさ


2019年3月20日水曜日

家族として迎えてくださる方を探しています。

〜災害で消えた小さな命展代表うさより〜
今、ある犬猫のいる施設にいます。今月9日から来ています。
先日のNHKドキュメンタリー番組にも出てきた施設です。
私が関わっている子たちは、低料金で運営されている長期、生涯預かり型ペットホテルに預けられた子の中で、料金が全く支払われなくなったり、飼い主のお迎えがなかった子たちです。
今回猫1匹、犬1匹を、幸せに暮らせる場所、新しい家族の元に送ってあげることができました。
この子たちを迎える決断をしてくださった方々には、本当に感謝しています。

動物たちは自分で自分の運命を決めることができません。迎えた人がその動物たちの運命を決めることになります。
私が関わっている子たちは、一度は人間の手に渡り、人間の都合により手放された子たちです。
命あるものを迎えるときは、ずっと先のことまで考えて、その命を迎えるかを決めて欲しいと思います。
今、その命を迎えられる状況だとしても、その先に、引っ越しがあるかもしれません。仕事が変わるかもしれません。自分が病気になるかもしれません。子供が生まれるかもしれません。
それでも、その迎える命を大切にできるのか…本当によく考えて決断してほしいと思います。

新しい家族を探している子たちは下記のサイトから見ていただけます。
https://team-u-nyan.amebaownd.com/pages/2231629/gallery

私は明後日22日まで、この施設にいます。気になる子がいたら私まで連絡ください。
090-6506-3008 うさ




2019年1月17日木曜日

LINEスタンプができました。

命展代表のうさの絵がLINEスタンプになりました。
スタンプの収益は動物たちを守るための活動資金になります。
ご購入はこちらからできます。
https://line.me/S/sticker/6303739

《LINEスタンプ やさしさの種》
わたしにとって絵は、やさしさの種です。
一度種を蒔けば、きっと、いつか、心に花を咲かせると思います。
子供の頃に、花を咲かせる人もいれば、大人になって花を咲かせる人もいます。
花が咲けば種ができ、その種がまた蒔かれていきます。
私は、世界中にやさしさの種を蒔いていきたいと思っています。
そして、世界中にやさしさの花が咲いてくれる事を祈っています。
                         うさ


2018年3月24日土曜日

犬の保護されている方にお会いしてきました(糸島市)

昨日(3月23日)犬の保護をされている方にお会いするため、福岡県糸島市に行ってきました。
車を走らせると、綺麗な海が広がっていました。

まるで海外にきているような錯覚を起こす風景に、いくつも出会いました。

そして、不思議な石でできた岬がありました。
この石は、玄武岩と言います。六角形の石でできています。
柱状節理と言って、溶岩が流れ出し表面が固まり冷えていくときにこんな不思議な形を作っていくそうです。本当に不思議です。

見ていると、ワクワクしてきます。

ウミウが巣を作っていました。

「cocoon itoshima」ここのオーナーのSさんにお会いしました。
Sさんは犬が大好きな方で、随分前から、個人で犬の保護活動をされています。
その活動を続けていくために、約1年前から、犬と一緒に泊まる方専用のホテルを始められました。
ここのホテルに泊まったお金が、保護犬たちのために使われます。

この広場は、小型犬たちの遊び場になります。

この一軒家が、犬と泊まれるホテルです。
一軒家に1家族のみ、わんちゃんと一緒に広々のんびり泊まることができます。

こちらは、中型犬・大型犬が暮らす場所です。
一日中、自由に走り回れる環境に犬たちはいました。

こちらは、Sさんご夫婦と小型犬たちの暮らすお家です。

現在、小型犬・中型犬・大型犬合わせて、20匹のわんちゃんを保護されています。
Sさんといろんなお話をさせていただきました。
とても素敵な方でした。

わんちゃんと暮らす方で、これから九州・福岡に行くことがあったら、是非「cocoon itoshima」での宿泊をオススメします!
わんちゃんと一緒に泊まったホテルのお金が、保護犬のために使われます。

「cocoon itoshima」

2018年1月6日土曜日

イングリット・フジコ・ヘミングさんからみなさんへのメッセージ

2018年最初の「災害で消えた小さな命展4」は、東京で2ヶ所連続での開催です。
多くの方に来ていただきたいと心から願っています。

1月4日、帰国中だった、「災害で消えた小さな命展」の参加作家さんの一人、
ピアニストのイングリット・フジコ・ヘミングさんに、命展の活動のご報告とフジコさんの動物たちへの想いをお聞きしたくて、フジコさんのご自宅にお伺いさせていただきました。
フジコさんは、命展パート2からずっと参加してくださっています。

フジコさんの東京のご自宅には、現在猫が25匹いるそうです。
全て保護した猫ばかりです。
パリのお家にも、たくさんの保護した猫や犬がいて、フジコさんの帰りを待っているそうです。


 
この子は猫のノエルちゃん。
グリーンの目がとてもきれいでした。
 
私も一緒に写真を撮っていただきました。
 
 
フジコさんは、若い頃からずっと、人間の都合で見捨てられた動物たちの命を見つめ続けてこられた方です。
世界中で起きている動物たちが犠牲になっていく様々な問題・・約1時間、フジコさんはお話をたくさんしてくださいました。
その中で、戦争の時のお話がありました。
フジコさんは、日本とドイツで戦争を体験されています。
ドイツでのお話です。
空襲から逃れるために、防空壕にみんな逃げるのですが、そのときに動物を連れてきた人たちは防空壕に入れてもらうことができなかったそうです。
だから多くの人は、動物は家に残して防空壕に避難しました。
空爆が終わり、家に戻ると動物たちはみんな、空襲で亡くなっていたそうです。
日本で体験された時は、大切な家族の犬は軍に取り上げられ、猫は空襲で亡くなったそうです。
そのことが、ずっとフジコさんの心の中にあって苦しいとおっしゃっていました。

戦争も災害も変わらないと思いました。
何十年経っても、人間が持つ命に対する価値観は本当に変わらない。
動物たちは人間の道具になるために作られた命ではなく、私たちと同じ、ただ生きるために生まれてきた命です。

私はペット同伴避難(人と動物が一緒に安全な室内にいることが出来る避難所)の実現を、東日本大震災の時から、ずっとずっと訴えてきました。
しかし、何も起きていない日常生活の中での命に対する価値観が変わらなければ、災害時など変わるはずがないと思いました。

命展パート4では、災害だけではなく、日常生活の中で人間の身勝手により命を亡くした動物たちの絵も展示しています。
フジコさんの描いてくださった原画も展示されます。
どうか、本当にたくさんの方々に会場に来ていただき、様々な命と向き合い、大切なことを心で感じていただけたらと思います。

~フジコ・ヘミングさんから、みなさんへのメッセージです(5分)~
とても大切なことをお話されています。是非、聞いてください。
 
※ 「災害で消えた小さな命展」in 東京
① 一口坂ギャラリー(1月8日~13日)

② あーとすぺーす肉球画廊(1月16日~20日)


2017年神戸命展~2018年ご挨拶

お世話になっている皆さまへ
 
昨年より、「災害で消えた小さな命展」の活動、その他の動物たちを守る
活動も増え、日本全国を走り回っていました。
ネット環境の整っていない場所に長期いることも多く、ブログの更新が
出来ずに、みなさまにもいろいろとご心配をおかけしました。
 
遅くなりましたが、昨年12月16日・17日の神戸での命展4では、
本当にたくさんの方々にご来場いただき、どうもありがとうございました。
 
人の命も、動物の命も大切に出来る世の中に少しでも近づくように、
2018年も引き続き頑張って伝えて行きたいと思います。
 
どうぞ、よろしくお願いします!!
 
 
 
 

2017年10月20日金曜日

大船渡の飼い主さんにお会いし思ったこと。

今日、外は冷たい雨が振り続けています。

アバッセたかたの会場に、絵を依頼された飼い主さんが、大船渡からいらっしゃいました。
この方は、東日本大震災の時、犬(チワワ)を亡くされた方です。
そっと会場に来られて、しばらく絵を見られた後、私に当時のお話をしてくださいました。

東日本大震災が起き、飼い主さんは何も持たず、愛犬だけを抱き、避難所である大船渡公民館に避難されました。
「犬は中に入れられない。犬は車に置くように」そういわれましたが、飼い主さんは犬と離れる選択はなく、避難所には入らず、犬と一緒に車で暮らしました。
当時、車のドアも凍ってしまうくらいの寒さだったそうです。
犬は寒さと恐怖と環境の変化とで、食べるものも少なくなり、体調を崩していきました。
1ヶ月ほどで、ガソリンもなくなり、車での生活もできなくなりました。
その後少しの間、知人宅で過ごされ、5月に仮設住宅に移られました。
しかし、仮設住宅でも様々な問題があり、犬はストレスにより心臓を悪くして亡くなってしまいました。

避難所に避難する時、みんな大切なものを持って避難すると思います。
この飼い主さんにとって大切なものは、犬だけでした。
この飼い主さんだけではなく、当時、もう一人、室内犬をジャンパーの内側に隠して避難所に逃げて来た方がいたそうです。
しかし、犬を隠していることがわかり、避難所から出されてしまったそうです。
他の避難所の話では、同じようにインコを隠して避難した人がいましたが、ペット不可だからと避難所から出されてしまったそうです。
それぞれ、みんな大切なものは違います。
命がけで抱えて来たその大切なものを、価値観の違いやルール、多数決で、引き裂く権利は一体誰にあるのでしょう。
その場から追い出され、いなくなった人を含む様々な命たちの行方は、もう誰にもわかりません。
その中に、二度と声を上げることができなくなった命がたくさんあるということを、今、生きている私たちは、絶対に忘れてはならないことだと思います。

災害時、どれだけの命を救えるかは、日頃の命に対する価値観が大きく関係するのです。
だから、どうか命について、様々な命について、真剣に考えて欲しいのです。
私はもう二度と「助けられたはずの命」という言葉を聞きたくはありません。
人も動物も鳥も植物も、全て、助けられるのであれば、助けたいです。
排除するのではなく、助け合えばいいじゃないですか。
みんな、生きていて欲しいです。
そう、心から願います。





2017年7月23日日曜日

アカテガニの放卵について(奄美大島)

7月22日、命展の会場に向かう途中、道路に大量のカニが車にひかれて死んでいました。
私はびっくりして車から降りました。
そこには、地獄のような光景が広がっていました。

カニの名前は、アカテガニと言います。
アカテガニは、海にいるのではなく、普段は陸上生活をしていますが、成長過程(卵から孵って、姿がカニの形になるまでの間)一時的に海の中で生活をします。
メスは、春から夏にかけて産卵し、卵から孵る直前まで、お腹で抱えて卵を守ります。
7月〜8月の大潮(満月か新月)の夜、満潮に合わせてメスが海岸に移動し、卵をいっせいに、海の中に放します。満潮の海に放された卵は、次に起きる引き潮に乗って、深い海の中に入っていきます。
✳︎大潮とは、潮の満ち引きの差が一番大きくなる時。
放卵し終わったカニは、また陸地に戻って行きます。

しかし、アカテガニが放卵のために移動する山と海の間には、大きな道路が作られています。アカテガニは、この道路を渡らないと、海に行くことはできないのです。

新月は23日です。22日〜24日が大潮だと知りました。
私とボランティアのHさんは、アカテガニが車にひかれることなく、海に行き放卵し、また山に戻ることができるよう、カニの手伝いをすることにしました。

命展の開場時間が終わり、アカテガニが出てくる場所に向かいました。
満潮の時間に合わせて、アカテガニのメスが川から上がり、集まっていました。


しかし、すでに車にひかれて死んでしまったカニの姿がありました。

このカニは、お腹に卵を抱えています。

お腹の下の方に見える、茶色いものが卵です。
拡大すると、卵の粒々がわかります。

このカニは、無事放卵し、陸に帰っていくカニです。
お腹に卵を抱えていません。

私たちは、車が来るたびに、道路を渡っているカニがお腹に卵を抱えているか、抱えていないかを確認し、そのカニが向かう方へ、カニを誘導しました。
真っ暗なので、私たちも車にひかれないように、三角反射板を立て、体には反射板のたすきをかけました。

こんな風にして、カニになるべくストレスを掛けないように気をつけながら、ほうきで誘導しました。


誘導の様子。(動画)

私たちがカニを誘導していることをわかってくれた車は、カニの渡る道路をゆっくりと進んでくれました。

アカテガニが放卵のために渡る道路は、ここだけではありません。
奄美大島の海沿いの道路のあちこちで行われています。
そして、奄美大島だけではありません。
日本の沿岸部では、アカテガニ他、様々なカニが、大潮の時、放卵のために道路を渡っています。

元々は陸も海もつながっていました。そこに道路を作り分断したのは人間です。
ほんの少しの思いやりや工夫で、救える命があると思います。
私たちは、今夜もカニたちのお手伝いをしようと思っています。

▶︎沖縄でカニの道を作っているところがあるそうです。

▶︎世界各地、動物のために作った道路を紹介してあるサイトです。