9月3日、奥尻小学校で授業をさせていただきました。

9月3日の朝、雨が降ったり曇ったりでした。

奥尻島には、小学校が２つあります。
奥尻小学校と、青苗小学校です。

3日は奥尻小学校で、臨時授業をさせていただきました。

始めに、5年生と6年生の子供たちに、東日本大震災で起きた、様々なこと、
動物たちのことなど、お話しました。
みんな、真剣にお話を聞いてくれました。

その次は、1年生～4年生の子供たちにお話をしました。
ここでは、絵本「ぼくは海になった」の朗読をし、絵本のことから、震災のこと、
動物の命のことをお話しました。
小さな子供も、みんなまっすぐ私を見て、真剣にお話を聞いてくれました。
その後、質問の時間にも、しっかり手を挙げて 知りたいことを聞いてくれました。

5年生・6年生の授業の後、6年生の男の子が、代表で挨拶をしてくれました。
そのとき、こみ上げてくる涙をこらえながら、一生懸命に、自分の想いを、
私に伝えてくれました。私も泣きそうになってしまいました。
その後、男の子のお母さんから伺ったお話です。
学校から帰ってきたら、家にいる猫を抱きしめながら、
「かわいいだけではいけないんだな。俺が絶対に守るからな」
そう言っていたそうです。
こういうお話を聞くと、本当にお話してよかったな、と心から思います。

奥尻小学校のみんなと、最後に記念写真を撮りました。
本当に、みんな、かわいい子供たちばかりでした。
そして、奥尻小学校の先生方も、本当に素敵な先生でした。

 お話をさせていただく時間を作っていただき、本当にありがとうございました。
奥尻小学校のみんなが、そしてみんなの大切な家族が、いつまでも幸せに
いてくれますように・・。心から祈っています。