2014年10月10日金曜日

10月5日(日)シンポジウムに参加してきました。

10月5日、兵庫県尼崎市で「日本版アニマルポリスの実現に向けて」
というシンポジウムがあり、参加してきました。
(主催:人と動物の未来を創るネットワーク会議)

以下、このイベントを共催された、C.O.Nさんからです。
http://ameblo.jp/cat-operation-net/entry-11922742006.html

人と動物の未来を創る2014***シンポジウム開催のご案内
平成261月、兵庫県警察本部に全国初となるアニマルポリスホットラインの
運用が開始されました。動物虐待事案について県民からの通報、相談を受け、
署や県との連携も図られています。
この新たな取り組みを機に、アニマルポリスへの期待が一段と高まり
今後の展開が全国的に注目されています。

本シンポジウムでは「人と動物が調和し共生する社会づくり」の実現を目指し、
海外におけるアニマルポリス制度の先進事例を学び、日本版アニマルポリスの
方向性を見出します。

また、県民と各関係機関が一体となって、動物虐待の防止、早期発見、
適切な対応を図る連携体制を構築すべく、様々な課題を検討してまいります。
動物をまもり、地域を守る、アニマルポリスを日本に!
皆さまのご参加をお待ちしております。

人と動物の未来を創るネットワーク会議 あしあと
 
6日、奈良で命展搬入作業があるので、尼崎市に前泊することにしました。

会場に入ると、命展ボランティアの海老沼さんもいらしてました!
海老沼さんは、関西方面で命展を開催するとき、いつも必ずお手伝いして
くださる方です。
 
たくさんの方が来場されていました。


14:00~開会の挨拶。
C.O.Nの会長の三田さん。

来賓者代表、衆議院議員の中野ひろまさ議員。
中野議員は、今年5月、環境省に動物愛護政策の申入れをされたという、
とても熱意を感じた、議員さんでした。

中野議員のご挨拶の中で、命展の事もお話してくださいました。
その後、私も来賓者の一人として、ご紹介していただきました。

14:10~基調講演。
ペット法学者の吉田眞澄先生。
日本の動物愛護法について、とても勉強になりました。

獣医師(米国・日本)西山ゆう子先生。
ロサンゼルスのペット法、アニマルポリスについてお話を伺いました。
動物の命の扱われ方が、日本とのあまりの違いに、驚きました。

一般財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長 杉本彩さん。

杉本彩さんのお話は、いつ聞いても、筋が通っていて、素晴らしいです。
使われる言葉、ひとつひとつに心がこもっていて、温かさと強さを
感じられます。

休憩後、パネルディスカッション。
(吉田眞澄先生・西山ゆう子先生・杉本彩さん・細川敦史弁護士・
谷井いさお県議会議員)


司会進行は、ウエスト・ウィンドネットワークの西風直美さん。
西風さんは、先日韓国の国際平和博物館会議まできてくださった方です。

谷井いさお県議会議員。
谷井議員は、兵庫県に日本初の「アニマルポリスホットライン」を作られた
方です。
(アニマルポリスホットラインについてはこちら↓)
http://www.police.pref.hyogo.jp/topics/animal/

細川敦史弁護士。
動物の弁護士さんといえば、細川弁護士!
今まで私も何人かの弁護士さんと出会いましたが、最も信用できる
素晴らしい弁護士さんです!
命展でも4月、環境省に提案書を提出しにいきましたが、その時とても
お世話になりました。
( 細川弁護士のブログです。http://blogs.yahoo.co.jp/qdkbd678 )

パネルディスカッションの中で、会場の方との意見交換がありました。
話をしているのは、命展ボランティアの海老沼さんです。

約3時間のシンポジウム、知らない事がたくさんあって、本当に勉強に
なりました。
日本の動物に対する法律は本当にないに等しいものだという事を改めて
思いました。
私が訴えている、避難時の動物たちの扱われ方についても、同じ「命」として
考えられていません。根底はすべてつながっていることなんだと思いました。
動物たちの命が、人と同じ「命」として、誰もが当たり前に思える世の中に
変えていかなければいけないと思います。

その後、杉本彩さん、谷井議員とお食事をしました。
ここでも、さらにいろんな話が・・。
本当に勉強になった、一日でした。
そして、また新たに頑張ろう!と強く思えた一日でした。



 

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