2024年3月11日月曜日

抜けない杭

 13年前の3月11日から、私の心の中には、365日、抜けない杭が刺さったままです。

その杭があるから、能登半島に行きました。


『人も動物もみんな同じ命。姿形が違っても、その命を想う人にとっては大切な家族』


この当たり前のことを、13年間、ずっと叫び続けています。


私たちの命に対する価値観一つで、救える命はたくさんあります。


すべての命を大切にできる、優しい世の中になりますように…。



#東日本大震災

#人も動物も同じ命



2023年3月11日土曜日

【東日本大震災から今日で12年になります】

東日本大震災から12年…あの日被災された方は、大切な誰かを、何かを失っても、今日まで一歩一歩、頑張って歩んで来られたと思います。

私は、助けることが出来たはずの命の存在を知ったあの日から、今日まで活動を続けてきました。




















2012年3月17日から「災害で消えた小さな命展(震災で消えた小さな命展)」が始まりました。被災地では、宮城県南三陸町からスタートしました。




南三陸町の展示スペースです。震災から1年しか経ってない中での展覧会、いろいろ工夫をしながら展示しました。
人間の命がたくさん失われている中で、動物の命の存在を伝えていた当時、厳しい言葉をたくさん浴びました。

        

岩手県大槌町、マストでの展示です。被災された方々、みんなで、展示を手伝ってくれました。



















2012年、岩手県釜石市でシンポジウムが開催されました。釜石市主催です。
絵本作家のどいかやさんも、来てくださいました。

        














当時の、宮城県南三陸町

        


「助けることが出来たはずの命」とは、動物たちとその家族のことです。

一番の大きな問題は、避難所の問題でした。

避難できるのに避難せず家に残った方、避難所に動物の家族を連れていったら動物は中に入れられないと言われ自宅に戻った方・・津波により、動物と一緒に亡くなっています。

姿かたちが違っても、その命を大切に想う人にとっては、大切な家族です。

どんな時でも、大切な存在と離れる選択はありません。

残念なことに未だに日本では、人と動物が同じ家族として安全な室内に一緒に避難することができる避難所は、ほとんどない状態です。

避難所とは、命を守るべき場所のはずです。

人命優先という言葉に影に、亡くなった人の命があることも知ってほしいと思います。


私は、12年間ずっと提案している避難所の形があります。

避難所内で住み分けをする避難所の形です。

            

















①人間だけが居住するスペース

動物のアレルギーがある人、または、動物が苦手な人


②人と動物が一緒にいられるスペース(ペット同室避難)

動物とその飼い主、または、動物と一緒でもいいという人


この住み分けをするだけで、“助けることが出来たはずの命”無くなるのです。


昨年12月に、私の故郷である愛知県犬山市で、愛知県初の「ペット同室避難所」を当時の犬山市長、山田拓郎さんが実現してくださいました。

ずっと声を上げ伝え続けてきたので、本当に嬉しかったです。

その後も、現市長の原よしのぶ市長が、犬山の全ての命のために引き継いでくださっています。

     

               

















命に対する価値観一つで救える命があることを、どうか真剣に考えてほしいと思います。

命に対する価値観は、日常の暮らしの中、私たちの心から生まれるのです。


🌟本日17時より、インスタライブでトークセッションをします。

私のInstagramからご参加いただけます

Instagram

https://instagram.com/usa_inochiten?igshid=YmMyMTA2M2Y=

             



#東日本大震災

#ペット同室避難

#ペットは家族

#インスタライブ


#ぼくは海になった

#災害で消えた小さな命




















2022年6月15日水曜日

【「mapiの犬猫ラジオ♫nukumori」で『ぼくは海になった』を朗読していただきました】

DJmapi さん(松本とも子さん)がパーソナリティーを務めていらっしゃる「mapiの犬猫ラジオ♫nukumori」で、石橋陽彩くんと一緒に、『ぼくは海になった』を朗読してくださいました!


↓こちらから無料でお聴きいただけます。↓

mapiの犬猫ラジオ♫ nukumori


mapi さんは、以前、チームうーにゃんの事務所の方にも遊びに来てくださった、動物の命を大切にしているとても素敵な方。

先日、保護したトイプードルを、しばらく預かってくれたり、本当にたくさんたくさん、お世話になっています。

石橋陽彩くんも、動物たちの命を大切に思っている、とっても優しい人。

映画「リメンバー・ミー」のミゲル役をされていて、陽彩くんの歌う「リメンバー・ミー」は、ほんとに素敵で、初めて聞いた時、涙が出ました。


そしてもう一つ、朗読されている時に流れているBGMは、TIMESLIPの近藤泰次さんが作ってくださったそうなんです!


本当に素敵な方たちに、この絵本を紹介していただいて、ほんとに幸せです。

ぜひ聴いてみてください。


人も動物も同じ大切な命として、当たり前に過ごしていける世の中につながっていきますように…。


2022年3月11日金曜日

【3月11日…】

3月11日…


11年前の今日、東日本大震災が起きました。

その日の午後、被災した東北地方に雪が降りました。夜になって雪は止み、雲が去った後の空には、見たことがないくらい、たくさんの星が輝いていました。

津波にのまれ、寒さに凍え、多くの命が空へ吸い込まれて逝きました。

犠牲になった命の中に、動物たちの命もありました。

動物であると言う理由により、救助の網からもれ、失われた命がたくさんありました。

その命は、もしも私たちと同じ人間だったら、助けられたはずの命でした。

亡くなった人々の命も、動物たちの命も、みんな等しく大切な命です。

その命を想う人にとっては、大切な家族です。



私たちの命に対する価値観1つで、救える命はたくさんあります。

助けられたはずの命を、これ以上増やさないようにすることが、亡くなった命に対して、今生きている私たちがすべきことだと思います。


★東日本大震災のことから、2つの本を出しています。

多くの方に読んで欲しいと心から願っています。


⚫絵本『ぼくは海になった』


【絵本】

https://books.rakuten.co.jp/rb/12693455/


⚫ドキュメンタリー書籍『災害で消えた小さな命』



【本】

https://books.rakuten.co.jp/rb/16179647/?l-id=search-c-item-01


【電子書籍】

https://books.rakuten.co.jp/rk/e208cff85e19362984e9cbf2a7b06158/?l-id=search-c-item-02


*京都で絵本「ぼくは海になった 」の原画展が開催されています。

13日日曜日には、トークイベントも開催されます 。大切なことをお話ししたいと思っています。

まだまだ空席がございます。 


ご予約はこちらまで↓

◇電話

075-931-4031

◇メール

info@wonderland1995.com

2021年12月31日金曜日

【2021年も大変お世話になりました。】



今年もいろいろなことがありました。

たくさんの方のご協力で、小さな命たちを幸せに繋ぐことができました。

大切な命たちとの悲しいお別れもありました。

きっとまた来年も、同じように多くの命と、向き合うことになるでしょう。

少しでも多くの命が幸せになれるように、全力で取り組んでいきたいと思います。


ありがとうございました。

来年も、よろしくお願いします。


災害で消えた小さな命展代表 うさ

2021年6月6日日曜日

【命展代表 うさ個展のお知らせ】

来週から、うさの個展が始まります。

うさが今も続けている動物たちの命を守る活動の中や、うさが今まで旅した中で見て知った伝えたい大切な想いを、思いっきり絵具に込め、作品を描きました。

うさの絵が、少しでも動物や自然を大切にしてもらえるように、観に来てくれた人たちの心に届いてくれたらいいなと思います。


『うさ展』~宙へ想う~


会期:6月9日(水)~15日(火)

時間:10:30~18:30(土曜は17:00まで)

※13日日曜日はお休みです。


会場:創英ギャラリー

東京都中央区銀座6-7-18 デイム銀座8F

TEL  03-6274-6698

https://www.soei-g.com/event/


うさは毎日在廊しています。

皆様にお会いできることを楽しみにしています。



2021年3月11日木曜日

【東日本大震災から10年】

昨日は、YouTube生配信番組をご覧になってくださったみなさま、どうもありがとうございました。

あの後、夜行バスに乗り、盛岡に向かいました。


今日は3月11日。

東日本大震災から10年経った今、何が変わったか…動物たちやその命を守るためのことは、ほとんど変わっていないように感じています。

では、どうしたいいのか…ずっと考えていました。

出した答えは、「伝え続けること」しかありませんでした。

知らなければ、何も始まりません。相手の心に伝える一番の方法は、目を見て話すことだと私は思いました。

それで考えたこと…それは、命展の絵を数点展示しながら、『災害で消えた小さな命』(毎日新聞出版)絵本『ぼくは海になった』(くもん出版)の2冊をみなさんに知ってもらうため、著書の私自身が一人で全国をまわり、伝えることだと思いました。

今日から始めます。

その始まりの場所は、岩手県盛岡市にある、クロステラス盛岡です。



クロステラス盛岡は、東日本大震災が起きた後、命展を始めたくて会場探しをしていたとき、唯一快く会場を貸してくれた2つの会場の内の一つです。

今日3月11日〜14日まで、クロステラス盛岡、シルヴァンプラザにいます。私はずっと会場にいますので、是非、いらしてください。

動物のこと、ペットの災害時のこと…私に聞きに来てください。わかることは何でもお話します。








東日本大震災から何年経っても、人の命も動物の命も大切にできる世の中に変わるまで、私は伝え続けます。

それが助けられたはずの命たちに対する、私がすべき事だと思っています。


会場でお待ちしています。


岩手県盛岡市

クロステラス盛岡 シルヴァンプラザ

http://crossterrace.jp/


*皆さまにお願い*

命展の絵を数点展示、絵本2冊を販売させていただける場所がありましたら、是非教えてください。小さなスペースで大丈夫です。全国どこでもお伺いします。


*昨日のYouTube生配信

社会幸献プロジェクト

『NO ANIMAL NO LIFE の様子はこちらから無料でご覧になれます。

https://youtu.be/Zxz7PD5k7PE