2015年9月24日木曜日

大型連休の影に見たもの

 
動物愛護週間とも重なった、今年のシルバーウィークは、
5連休にもなる大型連休でした。

私も一日、友人の車に乗せてもらって鴨川の方まででかけましたが、
道はどこも混んでいて、車の数がいつもより数倍も多かったです。
お天気もとてもよかったので、バイクや自転車でツーリングする人も
たくさん見かけました。
それから・・・
交通事故により、車にひかれて亡くなった猫の姿もありました。
たった一日、日帰りで出かけただけで、3匹も見つけました。
私たちが気づいただけで3匹ですが、見えない道路の隅っこや、
すでに片付けられている猫もいたかもしれません。
日本全国で考えたら・・どのくらいの外で暮らす猫たちが、
この連休で亡くなったことでしょう。
きっと猫だけではないはずです。
たくさんの種類の動物たちが交通事故により、亡くなっていると
思います。

外で暮らす猫も、野生の動物も、平日や土日の車の状況は
人間の暮らしの中で生きて行く為に、だいたい把握して
暮らしていると思います。
しかし、たまにある連休のことまでは、動物たちが
わかるはずありません。
だから、連休中も、いつもの平日のように、安全なはずの時間帯に
道路を渡ろうとして、車にはねられてしまうのだと思います。

車を運転していた友人は、このことを考え、いつでも止まれるように、
スピードを落として車を走らせていました。
でも、後から来る車は、猛スピードで、次々追い越していきました。

生きているのは、人間だけではありません。
いろんな命が、私たちと一緒に生きています。

車を運転する時、そんなことを考えて、
もう少し優しい運転をしてほしいと思います。
そして、家族である猫を、外に自由に出している人は、
こういった突然の悲しい出来事が、猫には絶えずついていると
いうことを知ってほしいと思います。

賑やかな大型連休の影には、消えていくたくさんの小さな命が
あるということ、忘れないでいたいと思います。
そしてすべての命に対して、思いやれる世の中であってほしいと
心から願っています。




 

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